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Author:fundstory
1999年から投資を始めたが、失敗したなあと思うことも多く、実際の投資経験から本格的な投資について学んでいこうと思う。
基本スタンスは、長期、分散、低コスト、アセットアロケーション。毎月の積立、インデックス投資を基本とする。

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2007/07/01 (Sun) 00:01:00
買収防衛策、モノ言う株主に感じたこと
 6月29日で3月決算企業の株主総会がほぼ終了した。先日「議決権行使に感じたこと」で書いたが、議決権は投資信託の保有者には無く個別銘柄の株主に与えられるものであり、議決権行使は場合によってはその企業の今後を大きく左右することにも成り得るものである。

 今回の多かった議案では買収防衛策があった。6月30日の日本経済新聞によると、

買収防衛 全210社で可決


されたそうである。1社の否決もなく全てが可決されたというのは、すごいことだと思う。今はそれだけ「買収される」ことが悪だとみなされることが多いということだろう。


 TOBなどで企業買収をしかけられるニュースが多く出てきている中で、企業活動に悪い影響をもたらすような買収にはその防衛策を立てるのはもっともだと思うが、実際にそいう場面になった時に、良いのか悪いのかの判断は非常に難しいのではないかと感じる。

 なぜなら、買収されようが、されまいが、企業の繁栄は今後の経営にかかっており、今後のことは現時点では正確にはわからないからだ。買収された結果、今までよりも良い経営が行われる可能性があるし、買収防衛策により買収されなかったとしてもそれは経営陣の保身に使われ堕落した経営が行われることだってあり得る。

 2、3年前だろうか、村上ファンドなどモノ言う株主が経営に良い影響をもたらすというような風潮で取り上げられた。その後、行き過ぎた面もあって逆に叩かれ、今ではどちらかというと悪者扱いで取り上げられることが多いように感じる。

 でも、モノ言う株主は必要だと思うし、買収者も必要だと思う。そういう監視的な目があることで経営は引き締まるはずである。既得権などに安住するようではいけないし、変化が全くないのもいけない。変化を誘うような外部からの刺激は必要だ。今、モノ言う株主や買収者が悪者扱いされるのは行き過ぎているところがあるのではないか。

 したがって、行き過ぎたものはいずれ修正され、モノ言う株主も買収者も絶対に必要なものとして扱われることになるのではないかと思う。今はその通過点。そのためにも我々投資家は賢い株主になる必要があるだろう。

 経済的には広く分散された低コストのインデックスファンドが比較的少額からでも投資ができるため良いと思うが、少し視点を変えると個別銘柄の株主になるというのも議決権行使という投資信託にはないある意味面白いことが味わえ、それだけ株主としての責任も大きいのだと、今回のことから感じたしだいだ。
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