2007/07/28 (Sat) 23:36:50
先週16日に起きた新潟県中越沖地震の影響は、一部で大きく出ているようだ。自動車生産会社は国内の全12社で操業停止に追い込まれた。これは自動車の部品であるピストンリングなどを生産する株式会社リケンが被災して操業停止に追い込まれたことが大きな原因と報道されている。
株式会社リケンのことはよく知らなかったのだが、ちょっと調べてみたところ、2006年度の売上高が約912億円で特別大きな規模の会社ではないが、ピストンリングでは国内シェア5割超を握るトップメーカーとのことだ。これだけのシェアを握る自動車部品会社が操業停止になってしまうと、自動車生産会社が次々と連鎖的に操業停止に追い込まれてしまうのも当然かもしれない。
自動車生産はトヨタ自動車の「かんばん方式」のシステムにより、在庫を極力減らす体制が整っており、この少ない在庫のために各社が生産停止に追い込まれたことは否めないかもしれない。このような影響で、一部では「かんばん方式など効率性を追及した生産システムのもろさが露呈してしまった」と報道されている。
自動車生産会社だけでなく、震源にかなり近い東京電力柏崎刈羽原子力発電所では変圧器の火災の他、微量ながら放射性物質が漏れてしまい、停止するに至った。再開の目処は立っていない。
このような地震などの危機は何をもたらすのだろうか?工場の生産停止、建物の倒壊・破壊など、経済的にも大きな損害をもたらし、悪いことばかりのように見える。
今回のような危機に見舞われると、いろいろなところで仕組みの弱さやもろさを現わしてしまうが、危機に合うことで、どういう問題が潜んでいたか、それにどう対処しなくてはならないか、などが浮き彫りになる。そういうことを経てより強固な仕組み作りが進むはずで、今度同じような危機に遭遇してもビクともしない、そんな方向に向かうはずである。
だから、今回の自動車生産会社の操業停止も、今の効率的なシステムである「かんばん方式」をベースにして、問題となる部分の検討および修正がなされるはずである。原子力発電所もより強いものになって、今回以上の地震があっても大丈夫なように考えられるはずである。危機に対するものだけでなく、通常の生産活動においてもより生産性が高いものが考えられることにつながるかもしれない。危機はより良いものを生み出すためのきっかけをつくるものとも言えるだろう。
資産運用でも同様なことが言えると思う。自分もかつては手数料の高いアクティブファンド、しかも株式クラスのみという、非常に歪なポートフォリオであった。しかし、ITバブルの崩壊、連続多発テロ、企業不正会計など危機的なことが相継ぎ、保有投信の大幅下落を経験して、自分のやり方のまずさを認識するに至った。それによりどういうやり方を取るべきかを考え、検討し、そして低コストのインデックス投資がよいのではないかというところに行きついた。
低コストのインデックス投資も問題の無い方法ではないだろう。だから今後もいろいろと考え、検討していくことになると思う。しかし、ベースは「低コストのインデックス投資」というところは動かないと思っている。これをベースにして悪いところを修正することになるのではないか。
でも「悪いところ」というのは今の時点ではわからないところも多い。おそらくそれは新たな危機に出会うことであぶりだされてくるのではないか。危機、それは非常に怖いが、より良いものを築くためには無くてはならないもののような気がする。
株式会社リケンのことはよく知らなかったのだが、ちょっと調べてみたところ、2006年度の売上高が約912億円で特別大きな規模の会社ではないが、ピストンリングでは国内シェア5割超を握るトップメーカーとのことだ。これだけのシェアを握る自動車部品会社が操業停止になってしまうと、自動車生産会社が次々と連鎖的に操業停止に追い込まれてしまうのも当然かもしれない。
自動車生産はトヨタ自動車の「かんばん方式」のシステムにより、在庫を極力減らす体制が整っており、この少ない在庫のために各社が生産停止に追い込まれたことは否めないかもしれない。このような影響で、一部では「かんばん方式など効率性を追及した生産システムのもろさが露呈してしまった」と報道されている。
自動車生産会社だけでなく、震源にかなり近い東京電力柏崎刈羽原子力発電所では変圧器の火災の他、微量ながら放射性物質が漏れてしまい、停止するに至った。再開の目処は立っていない。
このような地震などの危機は何をもたらすのだろうか?工場の生産停止、建物の倒壊・破壊など、経済的にも大きな損害をもたらし、悪いことばかりのように見える。
今回のような危機に見舞われると、いろいろなところで仕組みの弱さやもろさを現わしてしまうが、危機に合うことで、どういう問題が潜んでいたか、それにどう対処しなくてはならないか、などが浮き彫りになる。そういうことを経てより強固な仕組み作りが進むはずで、今度同じような危機に遭遇してもビクともしない、そんな方向に向かうはずである。
だから、今回の自動車生産会社の操業停止も、今の効率的なシステムである「かんばん方式」をベースにして、問題となる部分の検討および修正がなされるはずである。原子力発電所もより強いものになって、今回以上の地震があっても大丈夫なように考えられるはずである。危機に対するものだけでなく、通常の生産活動においてもより生産性が高いものが考えられることにつながるかもしれない。危機はより良いものを生み出すためのきっかけをつくるものとも言えるだろう。
資産運用でも同様なことが言えると思う。自分もかつては手数料の高いアクティブファンド、しかも株式クラスのみという、非常に歪なポートフォリオであった。しかし、ITバブルの崩壊、連続多発テロ、企業不正会計など危機的なことが相継ぎ、保有投信の大幅下落を経験して、自分のやり方のまずさを認識するに至った。それによりどういうやり方を取るべきかを考え、検討し、そして低コストのインデックス投資がよいのではないかというところに行きついた。
低コストのインデックス投資も問題の無い方法ではないだろう。だから今後もいろいろと考え、検討していくことになると思う。しかし、ベースは「低コストのインデックス投資」というところは動かないと思っている。これをベースにして悪いところを修正することになるのではないか。
でも「悪いところ」というのは今の時点ではわからないところも多い。おそらくそれは新たな危機に出会うことであぶりだされてくるのではないか。危機、それは非常に怖いが、より良いものを築くためには無くてはならないもののような気がする。
地震にしても投資にしても、問題点があらわになったらそれを改善する、という流れは人生そのものですね。
うんぼぼ さん、コメントありがとうございます。
確かに人生も同様ですね。良い人生を送れるようにするためにも、問題点は修正しながら、しっかりと資産を増やしていきたいものですね。
確かに人生も同様ですね。良い人生を送れるようにするためにも、問題点は修正しながら、しっかりと資産を増やしていきたいものですね。









