2008/05/06 (Tue) 23:18:57
バンガード・ウェルズリー・インカム・ファンドの第37期運用報告書が届いたので、今回はこれを取り上げる。運用報告書の期間は10月1日〜9月30日だが、外国籍の投資信託の運用報告書はかなり後になって届くことが多いようで、バンガード・ウェルズリー・インカム・ファンドも同様のようである。毎年この時期に届いている。
あらためてバンガード・ウェルズリー・インカム・ファンドを簡単に説明しておくと、全体の資産のうち60%〜65%を高格付けの中長期債に、残りは配当のある株式に投資するファンドで、特に債券は高格付の長期債(15年以上)へ、株式は平均を上回る配当を行うものへ投資する方針である。設定は1970年7月1日で、実に37年以上の歴史がある息の長いファンドである。
ファンドとしては株式と債券の両方に投資されるバランスファンドであるが、私個人は債券ファンドに位置づけている。
さて、第37期(1年間)の運用成績は
ファンド +9.2%
ベンチマーク +9.3%
競合ファンド平均 +8.0%
となり、ベンチマークとほぼ同じ成績となったが、競合ファンドの平均と比べると約1.2%も上回る素晴らしい成績だ。
素晴らしいのは第37期だけではなく過去10年間で見ても年平均リターンで7.7%と競合ファンドの平均の4.9%を2.8%も上回っていることだ。具体的な金額でいうと10,000ドルの投資でバンガード・ウェルズリー・インカム・ファンドは21,042ドルに増えたことになるが、競合ファンドの平均では16,121ドルにしかならない。運用益だけで見ると競合ファンドを80%も上回ることになるのだ。
第37期はサブプライムローン問題に揺れたので、リターンは債券が支えたと思ったのだが、意外にもリターンの主な要因は株式だったとのことだ。株式ポートフォリオで17%のリターンを上げている。特に原油価格の上昇を反映してエネルギー株の組み入れ比率が大きかったことが大きく貢献したということだ。
一方の債券ポートフォリオは4.3%のリターンで、サブプライムローン問題の影響で安全志向に走った投資家のため債券価格が上昇したということだ。リターンが小さいとはいえ株式の急落時にはクッションとなっており、その重要性が記述されている。過去の話だが2001、2002年度でS&P500指数が累積で-42%になった時でもバンガード・ウェルズリー・インカム・ファンドは13.2%の累積利回りを上げたということだ。素晴らしい!
何が起こるか分からないため、全体としては株式と債券をバランスよく組み入れるということの重要性を示している。
こんな素晴らしいファンドであるが、日本国内でのこのファンドの口数であるが、販売開始以来初めて前年度からわずかながら減少したようだ。第36期の753,271口から736,613口となっている。日本では手数料の安い外債のインデックスファンドが各所で買えるようになってきていることが影響していると思われる。
このファンドは購入した分はずっと保有しているのであるが、今は購入を止めている。配当金が多いのが大きな理由だ。手数料は口座管理手数料が0.63%もかかるので、それほど安くはないのだが、それでも最低水準である。長い歴史、しっかりとした、安定した運用成績を考えると、かなり魅力があるファンドである。配当金については方針のため変わらないと思うが、口座管理手数料はマネックスの意思で変えられることなので、口座管理手数料の引き下げを期待したいところだ。
あらためてバンガード・ウェルズリー・インカム・ファンドを簡単に説明しておくと、全体の資産のうち60%〜65%を高格付けの中長期債に、残りは配当のある株式に投資するファンドで、特に債券は高格付の長期債(15年以上)へ、株式は平均を上回る配当を行うものへ投資する方針である。設定は1970年7月1日で、実に37年以上の歴史がある息の長いファンドである。
ファンドとしては株式と債券の両方に投資されるバランスファンドであるが、私個人は債券ファンドに位置づけている。
さて、第37期(1年間)の運用成績は
ファンド +9.2%
ベンチマーク +9.3%
競合ファンド平均 +8.0%
となり、ベンチマークとほぼ同じ成績となったが、競合ファンドの平均と比べると約1.2%も上回る素晴らしい成績だ。
素晴らしいのは第37期だけではなく過去10年間で見ても年平均リターンで7.7%と競合ファンドの平均の4.9%を2.8%も上回っていることだ。具体的な金額でいうと10,000ドルの投資でバンガード・ウェルズリー・インカム・ファンドは21,042ドルに増えたことになるが、競合ファンドの平均では16,121ドルにしかならない。運用益だけで見ると競合ファンドを80%も上回ることになるのだ。
第37期はサブプライムローン問題に揺れたので、リターンは債券が支えたと思ったのだが、意外にもリターンの主な要因は株式だったとのことだ。株式ポートフォリオで17%のリターンを上げている。特に原油価格の上昇を反映してエネルギー株の組み入れ比率が大きかったことが大きく貢献したということだ。
一方の債券ポートフォリオは4.3%のリターンで、サブプライムローン問題の影響で安全志向に走った投資家のため債券価格が上昇したということだ。リターンが小さいとはいえ株式の急落時にはクッションとなっており、その重要性が記述されている。過去の話だが2001、2002年度でS&P500指数が累積で-42%になった時でもバンガード・ウェルズリー・インカム・ファンドは13.2%の累積利回りを上げたということだ。素晴らしい!
何が起こるか分からないため、全体としては株式と債券をバランスよく組み入れるということの重要性を示している。
こんな素晴らしいファンドであるが、日本国内でのこのファンドの口数であるが、販売開始以来初めて前年度からわずかながら減少したようだ。第36期の753,271口から736,613口となっている。日本では手数料の安い外債のインデックスファンドが各所で買えるようになってきていることが影響していると思われる。
このファンドは購入した分はずっと保有しているのであるが、今は購入を止めている。配当金が多いのが大きな理由だ。手数料は口座管理手数料が0.63%もかかるので、それほど安くはないのだが、それでも最低水準である。長い歴史、しっかりとした、安定した運用成績を考えると、かなり魅力があるファンドである。配当金については方針のため変わらないと思うが、口座管理手数料はマネックスの意思で変えられることなので、口座管理手数料の引き下げを期待したいところだ。









