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Author:fundstory
1999年から投資を始めたが、失敗したなあと思うことも多く、実際の投資経験から本格的な投資について学んでいこうと思う。
基本スタンスは、長期、分散、低コスト、アセットアロケーション。毎月の積立、インデックス投資を基本とする。

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2008/05/22 (Thu) 01:49:45
伝統的な投資分野はよくないのか?
 今週の月曜日まで日本経済新聞で「日本人とおカネ」というシリーズを連載していた。過去2回のシリーズがあり、それで完結だと思っていたのだが、先週の金曜日に3シリーズ目が始まり、今週の月曜日で終わった(4シリーズ目があるのかどうかわからないが)。「日本人とおカネ」はいつも基本的な内容に触れていてよい内容だと感じながら読んでいたのだが、18日(日)の「伝統と異端のバランス カゴ見極めタマゴ分散」の記事にはちょっと疑問を持った。

日本では複数の資産に分散して投資するバランス型投資信託を買った個人投資家が痛手を被っている。
(中略)
タマゴを複数のカゴに分けたつもりが、カゴは伝統的な投資分野に限られていた。
バランスの対象として見落とされていた分野の代表格が商品(コモディティー)
(中略)
高値圏にあった金や小麦は足元で下落に転じたとはいえ、商品相場は一九九〇年代後半から息の長い上昇が続いている




 ここに書かれている内容に間違いはないが、短期的な視野での判断であり、また結果論ではないかと思う。1990年代後半の時点でここまで商品相場が上昇すると予想できた人がどれだけいたのだろうか?バランス型投資信託にしても数多く売れてきたのはこの1年くらいの話であり、こんな短期間の結果で投資対象が悪いというのはちょっと乱暴すぎるような気がする。

 確かにバランス型投信は、株式と債券、場合によっては不動産と伝統的な投資対象ばかりだが、それ以外の投資対象分野では個人が投資できる金融商品では全体のボリュームが少なく、そういうところにお金が集まってしまうと適正な価格が付かない可能性も高いわけで、それはそれで問題だと思う。大きく上昇するからといってそちらに移るとろくなことはないということは何度か経験しており、おいそれと受け入れる訳にはいかない。

 ちなみに、少し前に書いたエントリ「長期投資でいつも思い描いている2つのイメージ(その2)」で触れたが、商品の代表となる「金(gold)」は過去の約200年間でわずかに約1.4倍にしかなっていない。一方、長期国債では約1,000倍、株式はなんと約600,000倍になっているのだ。その200年間と最近のわずか数年間とどちらが説得力があるだろうか?

 どこに投資して、どう分散させるかは難しいとは思うのだが、個人的には短期的には考えず長期的な視野で考えていこうと思っている。株式、債券の伝統的な投資対象は、今は大きく下落しているかもしれないが、経済活動を行う企業の資金調達の中心を占めるものであり、この分野が無くなったり廃れたりすることはないと思っている。

 「伝統的」とは「時代遅れ」ということなのかもしれないが、それでも「王道」だと思うので、迷わずこの伝統的な株式と債券に投資をし続けていこうと思っている。下落している今は逆に買い増しのチャンスでもあり、長期的には悲観ばかりする必要もないと思う。

 だが、先のことはわからないので、自分なりによく考えて投資してほしい。リスクを取り過ぎないようにすることも忘れずに。
相場雑感 | Trackback:(0) | Comments:(2)
コメント
株式インデックスには、エネルギーセクターの企業も含まれているので、コモディティーの上昇トレンドにまったく乗れていないわけではないと思います。
まぁ一応パーティーには参加できているのではないかと(^^)
2008-05-23 金 23:06:57 | URL | 水瀬 ケンイチ #THQoKXAA [ 編集]

>水瀬 ケンイチ さん

 確かにパーティーに参加して隅っこにいる感じかもしれませんね。伝統的資産でも広く分散していれば、一部の恩恵は受けられるということですね。
 パーティーで楽しんだ後、無事家に帰れるか、帰り道の途中で襲われてケガをする(バブルがはじけて損失を被る)かはわかりませんがね(笑)。仮にケガをしたとしても、軽傷で済みそうです。
2008-05-24 土 02:55:59 | URL | fundstory(管理人) #STKlk0h. [ 編集]

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