2008/06/26 (Thu) 01:43:44

大人の投資入門―真剣に将来を考える人だけに教える「自力年金運用法」
「貧乏人のデイトレ 金持ちのインベストメント」に続いて北村慶氏著の「大人の投資入門」を読んでみた。この本のテーマは「私的年金作り」だ。序章の「はじめに」には
・公的年金だけでは豊かな老後を過ごせない
・巷に溢れる投資を薦める本や投資法の解説書は「私的年金」作りに役に立たない
・ゆうちょや銀行や証券会社の窓口には「買ってはいけない」ものが多い
などと、いったいどうすればよいのか?と思うことが並べられているが・・・。
続けて
・「私的年金」作りには、誰にでもできる運用の秘訣がある
・その運用法は少しの知恵−リテラシー−を身につけるだけで実践できる
・いったんその知恵を会得すればあとは"らくちん&ほったらかし"で資産運用ができる
・その運用法を早く始め長期に続けるとその成果が大きく現れる
と夢のような期待をもたせることが書かれている。これは夢のようなまゆつばものではなく、我々が既に行っているインデックスファンドの積立であるのだ。それは本の後半で書かれている。
結論を先に書いてしまったが、第一章では「年金クライシス」といって、公的年金の危機的状況を指摘することから始まっている。我々若い世代では公的年金だけでは2,000万円以上も老後資金が足りなくなるという。それを補うためか、預貯金だけではなく、株式などの投資性商品、リスク商品へ資金が向かい始めているが、私たちは十分に対応できているのでしょうか?と指摘している。
第二章では公的年金の運用について、第三章では我が国の公的年金の問題点について触れ、「ポートフォリオ理論」についても解説している。
第四章では「私的年金」だけではなく「公的年金」も合わせた年金全体でアセットアロケーションを考えるべきだと述べている。この考え方は他にも一部で述べている人がいるが、今回この本を読んでなるほどと思った。私自身は勤めている会社が一部確定拠出年金を導入しているため、確定拠出年金を合わせたアセットアロケーションを意識していたが、公的年金を含めたアセットアロケーションを考えようと思い始めている。
年金全体で見ればある前提下では「国内株式と外国株式だけで十分」というのだ。その理由は本を読んでみてほしいが、確かにそうだと思わせる根拠が書かれている。この点はとても参考になり、今後の自分のアセットアロケーションに大きな影響を与えそうである。
本の後半では「プロに打ち勝つ"らくちん&ほったらかし運用法"」について述べている。中身はインデックスファンドの積立であるが、誰にでもできるとてもよい投資法だと思う。他にも運用成績の足を引っ張る手数料についてしっかりと触れており、そのために適した金融商品はどういうものなのかについても触れている。
この本は、読む前までは既に知られた内容ばかりではないかと思って、正直言ってあまり期待していなかったのだが、年金全体でのアセットアロケーションという考え方はとても参考になった。この本を読んでみて今の自分のアセットアロケーションを考え直そうかと思っているくらいである。そんな内容に興味を持たれる方はぜひ読んでみてはどうだろうか。
こんにちは。
私も今年の初めにこの本を読み自分のアセットを見直しました。
読みやすく説得力があってとてもためになった本でした。
私も今年の初めにこの本を読み自分のアセットを見直しました。
読みやすく説得力があってとてもためになった本でした。
2008-06-26 木 15:03:05 |
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モーム #- [ 編集]
>モーム さん
アセットアロケーションの考え方はいくつか目にするのですが、この本の考え方の一部は私も以前からそうあるべきと思っていただけに、大きく影響を受けそうです。
読みやすさと説得力もいいですね。次作も期待したいところです。
アセットアロケーションの考え方はいくつか目にするのですが、この本の考え方の一部は私も以前からそうあるべきと思っていただけに、大きく影響を受けそうです。
読みやすさと説得力もいいですね。次作も期待したいところです。








