2008/11/23 (Sun) 23:21:13
前回の「株価の大幅下落を目の当たりにして思うこと(その1)」ではこれまでの投資方法を変えるつもりはないことを書いた。だが、これが正解かどうかはわからない。正解かどうかがわかるのははるか後である。それがわかった時に失敗だったとしたら手遅れとなるかもしれない。だから早め早めに手を打って失敗とならないようにすべきだという意見には一理あるとは思う。
しかし、「早め早めに打つ手」とはどんなものだろうか?短期売買か?短期売買と言わなくても、大きく下がったところで買って、大きく上がったところで利益確定するというものか?それも現実には難しいのではないだろうか。
大きく下がったところで買うといっても、どこまで下がるかわからないし、下がったと思って買ってその後大きく下がって後悔しているのが現状ではないだろうか?適当なところで利益確定するというのも同様で、相場観で売買するというのはできそうでできないものだと思う。
相場の上げ下げに左右されないうまい投資方法があればぜひとも採用したいところだが、そんなうまい投資法など私には考えられない。毎月の積立投資を長期で続ける今の投資方法をこの先もやっていこうと思うのは、他に適当な投資方法が見つからないというのも理由の一つだ。
今の投資方法のままでは失敗する可能性がゼロではないので、もし失敗したらどうするのかについて、何かしら考えておかなくてはいけないだろう。
まず、失敗した時の結果だが、小幅なマイナスから無一文になるまで様々考えられるが、勝手にモデルを考えてみたいと思う。22才前後で就職して、最初は生活防衛資金をコツコツ貯め、30歳から年間で月5万円×12回、ボーナス20万円×2回の積立投資を行ったと仮定しよう。年間100万円×30年間積み立てることになり、60才で投資元本は3,000万円になる。この投資元本の30%が失われたとして、900万円のマイナスとなる。
900万円も失ってしまうのは大きな痛手である。しかも60才で今後大きなリスクを取って900万円を投資で取り戻すのも難しいだろう。こうなっては取り返しのつかない失敗をしてしまったことになるかもしれない。
でも、である。仮にこのような失敗をしたとしても、これを取り戻す手段はある。それは、
仕事を1〜2年間長く続ける
ことである。
え?仕事なんてないのでは?なんて思うかもしれないが、私はこう考えている。今後少子高齢化が進みおそらくは労働人口が減るはずで、働くということが社会の要請となる可能性が高い。少しでも多くの人に働いてもらうために社会全体で定年を延長する機運が高まるのではないかと思っている。そうすると60才以降でも働くということが比較的容易にできるのではないかと思っている。そうなると自分さえ働こうと思えば働いて収入を得られることになり、手取りベースで考えれば1〜2年も働けば900万円くらいにはなるはずである。
仕事って苦しく辛いものだろうか?ノルマなどもあって決して楽なものではないと思うが、マイペースで行えることもそれなりにあるはずである。就業時間中に適当に休憩もとれるだろうし、タバコだって吸うことは許されるはずだ。大体は週休2日制だろうし、年休だって与えられる。反社会的な仕事でなければ仕事をすることは社会貢献になっているはずだ。
そうはいっても、「手に職」ではないが、自分にはこれができるというものをきちんと身につけておかなければ仕事も続けていけない可能性もある。そのためには今からそのための努力はしておく必要があるとは思う。
30年後に1,000万円近くの損失を抱えたとしても1〜2年間働けばその損失は取り戻せる。そう考えると結構気が楽なのではないだろうか。30年後に1,000万円近くの損失を抱える確率を考えるとおそらくはかなり低いはずである。その低い確率のことが仮に起こってしまったとしても1〜2年間長く働けば済むというのは、考えようによっては意外に簡単なことだと思えるのではないか。
20、30年後に失敗の結果が出るのは避けたいが、失敗したとしても解決する手段を用意できていれば、それほど恐れることはないはずである。無一文になるような大きな失敗をしないように、今のコツコツ毎月の積立投資を変わらず続けていこうと思っている。
しかし、「早め早めに打つ手」とはどんなものだろうか?短期売買か?短期売買と言わなくても、大きく下がったところで買って、大きく上がったところで利益確定するというものか?それも現実には難しいのではないだろうか。
大きく下がったところで買うといっても、どこまで下がるかわからないし、下がったと思って買ってその後大きく下がって後悔しているのが現状ではないだろうか?適当なところで利益確定するというのも同様で、相場観で売買するというのはできそうでできないものだと思う。
相場の上げ下げに左右されないうまい投資方法があればぜひとも採用したいところだが、そんなうまい投資法など私には考えられない。毎月の積立投資を長期で続ける今の投資方法をこの先もやっていこうと思うのは、他に適当な投資方法が見つからないというのも理由の一つだ。
今の投資方法のままでは失敗する可能性がゼロではないので、もし失敗したらどうするのかについて、何かしら考えておかなくてはいけないだろう。
まず、失敗した時の結果だが、小幅なマイナスから無一文になるまで様々考えられるが、勝手にモデルを考えてみたいと思う。22才前後で就職して、最初は生活防衛資金をコツコツ貯め、30歳から年間で月5万円×12回、ボーナス20万円×2回の積立投資を行ったと仮定しよう。年間100万円×30年間積み立てることになり、60才で投資元本は3,000万円になる。この投資元本の30%が失われたとして、900万円のマイナスとなる。
900万円も失ってしまうのは大きな痛手である。しかも60才で今後大きなリスクを取って900万円を投資で取り戻すのも難しいだろう。こうなっては取り返しのつかない失敗をしてしまったことになるかもしれない。
でも、である。仮にこのような失敗をしたとしても、これを取り戻す手段はある。それは、
仕事を1〜2年間長く続ける
ことである。
え?仕事なんてないのでは?なんて思うかもしれないが、私はこう考えている。今後少子高齢化が進みおそらくは労働人口が減るはずで、働くということが社会の要請となる可能性が高い。少しでも多くの人に働いてもらうために社会全体で定年を延長する機運が高まるのではないかと思っている。そうすると60才以降でも働くということが比較的容易にできるのではないかと思っている。そうなると自分さえ働こうと思えば働いて収入を得られることになり、手取りベースで考えれば1〜2年も働けば900万円くらいにはなるはずである。
仕事って苦しく辛いものだろうか?ノルマなどもあって決して楽なものではないと思うが、マイペースで行えることもそれなりにあるはずである。就業時間中に適当に休憩もとれるだろうし、タバコだって吸うことは許されるはずだ。大体は週休2日制だろうし、年休だって与えられる。反社会的な仕事でなければ仕事をすることは社会貢献になっているはずだ。
そうはいっても、「手に職」ではないが、自分にはこれができるというものをきちんと身につけておかなければ仕事も続けていけない可能性もある。そのためには今からそのための努力はしておく必要があるとは思う。
30年後に1,000万円近くの損失を抱えたとしても1〜2年間働けばその損失は取り戻せる。そう考えると結構気が楽なのではないだろうか。30年後に1,000万円近くの損失を抱える確率を考えるとおそらくはかなり低いはずである。その低い確率のことが仮に起こってしまったとしても1〜2年間長く働けば済むというのは、考えようによっては意外に簡単なことだと思えるのではないか。
20、30年後に失敗の結果が出るのは避けたいが、失敗したとしても解決する手段を用意できていれば、それほど恐れることはないはずである。無一文になるような大きな失敗をしないように、今のコツコツ毎月の積立投資を変わらず続けていこうと思っている。
こんばんわ。
記事を読んでいて気になった事があるので、もしよろしけば教えてもらいたいのですが、インデックス投信でも無一文になるリスクはあるんですか?投資資金は分別管理していて投資家を保護していると書いてあったのですが。
初心者なのでよろしくお願いします。
記事を読んでいて気になった事があるので、もしよろしけば教えてもらいたいのですが、インデックス投信でも無一文になるリスクはあるんですか?投資資金は分別管理していて投資家を保護していると書いてあったのですが。
初心者なのでよろしくお願いします。
記事を読んでフムフムと頷いております。
結局、お仕事+運用が、その方の「トータル資産」なのですね。
(常に最悪の事態を想定しておくのも大切ですね)
結局、お仕事+運用が、その方の「トータル資産」なのですね。
(常に最悪の事態を想定しておくのも大切ですね)
資産形成というのは、投資だけではないですよね。
●収入
●支出のコントロール
●貯蓄(預金)
●投資(投機)
の総合的な戦略で、アセットアロケーションって言ってるのは下の2つに過ぎません。
そこに「時間」という要素を組み合わせて、人生設計は作り上げていくものですね。
投資で失敗する可能性を言及し考えておくことは、まさに人生設計レベルの話でもあります。
運用手法の話もいいですが、こういう話がどんどんでてくることが、大事なんじゃないかなと思いました(^^♪
●収入
●支出のコントロール
●貯蓄(預金)
●投資(投機)
の総合的な戦略で、アセットアロケーションって言ってるのは下の2つに過ぎません。
そこに「時間」という要素を組み合わせて、人生設計は作り上げていくものですね。
投資で失敗する可能性を言及し考えておくことは、まさに人生設計レベルの話でもあります。
運用手法の話もいいですが、こういう話がどんどんでてくることが、大事なんじゃないかなと思いました(^^♪
その考え方すごく新鮮です。そう考えたことありませんでした。確かにそう考えると気持ちが楽になりますね(^^)。最悪のことをしっかりと考えていれば精神的に安定しますし。
仕事も運用も含めた資産の考え方の大切さを教わりました(^^ゞ
仕事も運用も含めた資産の考え方の大切さを教わりました(^^ゞ
僕は投資の目的は早期リタイアですが、リタイア時期の目標は、「定年よりも1年でも2年でも早く」とぼんやり設定しています。
期待リターンは所詮机上の数字でしかないので、将来の不確実性の拡大には、ぼんやりとした目標時期で対抗(笑)することにしています。
もしかしたら似ているかもしれない記事を書いたことがあるので、ご興味があればご覧ください。
http://randomwalker.blog19.fc2.com/blog-entry-734.html
期待リターンは所詮机上の数字でしかないので、将来の不確実性の拡大には、ぼんやりとした目標時期で対抗(笑)することにしています。
もしかしたら似ているかもしれない記事を書いたことがあるので、ご興味があればご覧ください。
http://randomwalker.blog19.fc2.com/blog-entry-734.html
>まくせる2 さん
無一文というのは、インデックス投資を前提に書いたわけではなく、個別銘柄投資や短期売買などのことも意識して書いたものでした。普通に考えれば、資本主義経済が崩壊しなければ、インデックス投資で無一文になることはないと思います。
>カン・チュンド さん
ちょっと前までは仕事だけの蓄えでも老後を暮らしていけたのでしょうが、今後は少子高齢化で年金もそれほどもらえなくなり、運用することも考えなくてはいけない時代になってきました。運用することに対するニーズは益々増えてくると思いますが、同時に仕事の価値というのももっと求められるべきではないかとも思います。仕事と運用、両輪がうまく回っていくように、FPの方のアドバイスも重要になっていくような気がします。
>うさみみ さん
おっしゃるように人生設計、資産形成は投資だけではないと思います。他にも関係するものがあるはずですので、それらをどう組み合わせていくかというのも重要なのだと思います。
投資方法だけを追いかけても、今回のような株価の大幅下落に見舞われてしまうと、どうしようもできません。他に重要なことがないか、その重要なことをどう考えていくかということが、もっともっと必要だと思いますね。
>田舎のKen さん
「新鮮」に感じていただけてよかったです。「何をバカなことを言ってるのか」と感じる人もいるかと思いますが、「新鮮」に感じていただけたのは、書いた甲斐がありました。
ただ、どこまで悪い結果を考えるのかは難しいところだと思ってます。あまり起こりえないようなことを心配ばかりしても仕方がないですからね(汗)。
>水瀬 ケンイチ さん
「ぼんやり設定」は私も賛成です。将来のことは不確実ですし、ましてや株価は自分の力ではどうしようもできないので、きっちり設定してもそれを確実に実現できるものではないですからね。
不確実性を受け入れ、それを前提に考えることが必要なのだと思います。それには私のようなアバウトな性格というのが合っているのかもしれません(汗)。
無一文というのは、インデックス投資を前提に書いたわけではなく、個別銘柄投資や短期売買などのことも意識して書いたものでした。普通に考えれば、資本主義経済が崩壊しなければ、インデックス投資で無一文になることはないと思います。
>カン・チュンド さん
ちょっと前までは仕事だけの蓄えでも老後を暮らしていけたのでしょうが、今後は少子高齢化で年金もそれほどもらえなくなり、運用することも考えなくてはいけない時代になってきました。運用することに対するニーズは益々増えてくると思いますが、同時に仕事の価値というのももっと求められるべきではないかとも思います。仕事と運用、両輪がうまく回っていくように、FPの方のアドバイスも重要になっていくような気がします。
>うさみみ さん
おっしゃるように人生設計、資産形成は投資だけではないと思います。他にも関係するものがあるはずですので、それらをどう組み合わせていくかというのも重要なのだと思います。
投資方法だけを追いかけても、今回のような株価の大幅下落に見舞われてしまうと、どうしようもできません。他に重要なことがないか、その重要なことをどう考えていくかということが、もっともっと必要だと思いますね。
>田舎のKen さん
「新鮮」に感じていただけてよかったです。「何をバカなことを言ってるのか」と感じる人もいるかと思いますが、「新鮮」に感じていただけたのは、書いた甲斐がありました。
ただ、どこまで悪い結果を考えるのかは難しいところだと思ってます。あまり起こりえないようなことを心配ばかりしても仕方がないですからね(汗)。
>水瀬 ケンイチ さん
「ぼんやり設定」は私も賛成です。将来のことは不確実ですし、ましてや株価は自分の力ではどうしようもできないので、きっちり設定してもそれを確実に実現できるものではないですからね。
不確実性を受け入れ、それを前提に考えることが必要なのだと思います。それには私のようなアバウトな性格というのが合っているのかもしれません(汗)。
この数ヶ月でぼくの資産総額が大きく減少しました。これに伴い早期退職の時期を当初想定より2−3年遅らせようと思っています。
退職してから今回のような暴落が来るときついので、退職までにアセット・アロケーションを、インカム・ゲイン中心のものに変更するようにしたいと思っています。
退職してから今回のような暴落が来るときついので、退職までにアセット・アロケーションを、インカム・ゲイン中心のものに変更するようにしたいと思っています。
>しゅうん さん
株安で計画がくるってしまい残念なところですね。でも、早期リタイアを遅らせるということで、まだ対応できる余地が残っていたところが救いだったと思います。おっしゃるように人生の節目でアセットアロケーションを変えていくのが賢明なんでしょうね。私も将来それをきちんと実行できるようにしたいと思います。
株安で計画がくるってしまい残念なところですね。でも、早期リタイアを遅らせるということで、まだ対応できる余地が残っていたところが救いだったと思います。おっしゃるように人生の節目でアセットアロケーションを変えていくのが賢明なんでしょうね。私も将来それをきちんと実行できるようにしたいと思います。









