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Author:fundstory
1999年から投資を始めたが、失敗したなあと思うことも多く、実際の投資経験から本格的な投資について学んでいこうと思う。
基本スタンスは、長期、分散、低コスト、アセットアロケーション。毎月の積立、インデックス投資を基本とする。

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2009/02/26 (Thu) 02:00:29
「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」運用報告書(2008年12月10日決算)
 ちょっと遅くなったが、昨年12月10日に第2期の決算を行った「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」の運用報告書を取り上げる。早いものでもう2回目の決算となるが、約2年前にファンドが設定されてあれこれ騒いだのがついこの前のことのように感じる。

 さて、内容だが、第2期(1年間)の運用成績は-35.6%と大幅なマイナスであった。大きなマイナスとなったが、債券を50%を組み入れているため、ほぼ株式で占められているファンドに比べるとマイナス幅は小さい。それでも基準価額の約1/3が失われるほどのマイナスは大きな痛手ではある。

 月々の基準価額を見ると8月末までは-10%前後で推移していたが、それ以降はリーマン・ブラザーズ破たんの影響を受けて急落した様子が見て取れる。このころ為替も急速に円高が進んだようで、為替の影響も大きかったようだ。


 分配金は言うまでもなくゼロだ。これだけ基準価額が下がって分配するなどあり得ないことだと思う。しばらく分配金を出すことはないと思うが、できる限り分配金を出さずに複利で運用するよう努めてほしいと思う。

 基準価額が約2/3になったにもかかわらず、純資産総額は5割ほど増えて約150億円となった。それだけ多くの資金流入があったことがわかる。組み入れファンドも売付がゼロとなっており、ファンドの解約がほとんどなく順調に資金が流入していたことが想像される。

 コストだが、信託報酬以外のコストは前期に比べると減ったようだ。前期に問題と思った財産維持手数料は6円と半分以下になった。基準価額に対する比率を計算すると約0.07%で、無視できない比率ではあるが、なんとか我慢できる程度にはなったような気がする。

 もともと国内外の株式と債券を組み入れて国際分散投資ができるというだけではなく、コストの低さが注目されたファンドであるので、コストの低減については何かしてほしいところである。他により低コストなファンドが出てきていることもあり、何かしらの策を考えてほしいところである。

 今後であるが、「景気回復への足取りは重く、今年以上に来年は厳しい状況が続くことが予測されます」となかなか厳しい見方をしているが、「弱気サイクルが永遠には続かないことも確かなこと」と書かれているように、長い目で見て運用に臨んでいくようだ。

 最近は低コストで投資できるETFの方が話題になることが多く、ちょっと影に隠れた感じになった「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」であるが、あれこれ考えることが面倒な人にとっては、これ1本で比較的低コストで国際分散投資ができるよいファンドであると思う。今のところ資金も継続的に入ってきているようだし、安定した運用を続けてくれるものと思う。
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