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Author:fundstory
1999年から投資を始めたが、失敗したなあと思うことも多く、実際の投資経験から本格的な投資について学んでいこうと思う。
基本スタンスは、長期、分散、低コスト、アセットアロケーション。毎月の積立、インデックス投資を基本とする。

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2009/05/20 (Wed) 00:07:28
確定拠出年金は加入者の6割が元本割れだそうだ
5月18日の日本経済新聞だが「確定拠出年金、加入者の6割が元本割れ」との記事が出ていた。

 個人の運用次第で受給額が変わる確定拠出年金(日本版401k)の運用成績が悪化している。日本経済新聞社が格付投資情報センター(R&I)と共同で運用状況を調べたところ、3月末時点で加入者の63%が元本割れになり、年利回りは4人に1人が10%以上のマイナスになった。厳しい運用状況が続けば、老後に必要な資金を十分確保できなくなる懸念もある。



 この株式相場、為替相場では、リスク商品に投資していれば元本割れしていることはある意味当たり前のことだ。だからこんなことが記事になったのは驚いた。

 これだけ株価が大きく下落し、為替も大きく円高に振れている中で、リスク商品に投資していれば元本割れしてしまうのは当然のことだろう。しかも確定拠出年金は日本では歴史が浅く、十分に株式が長い期間を経て上昇しているわけではないので、かなりの割合の人が元本割れしているはずだ。


 そのようなことをあおるような内容だとすると問題だろう。今回の記事も「厳しい運用状況が続けば、老後に必要な資金を十分確保できなくなる懸念もある」とちょっとあおっているように感じる。いったいこの現象から「どうすべきだ」と言いたいのだろうか?確定拠出年金ではリスク商品に投資すべきではない、もっというと確定拠出年金という制度自体を否定したいのだろうか?

 そうではないと願いたいところだが、個人的には今回の記事にあおられることなく、アセットアロケーションが崩れていればきちんとリバランスを行って、今後も株式を中心に投資すべきではないかと思う。ただし、確定拠出年金の運用期間がそれなりに長く残っている人に限定されると思うが。

 私の勤める会社も一部確定拠出年金を導入しており、先日、3月末までの半年間の運用結果のお知らせが届いた。私は確定拠出年金はすべてリスク商品に投資しているため、例にもれず大きく元本割れしている。昨年10月にリバランスを行ったが、その後の半年間で大きくアセットアロケーションが崩れていなかったので、今回はリバランスすることなく、このまま運用を続けるつもりだ。新たに積み立てる分も株式を中心にしており、株価の低迷は安値で仕込める好機だとも思っている。

 面白いことに、運用結果のお知らせでは、会社内で自分の確定拠出年金の運用成績がどのくらいの位置になるか、上位なのか中位なのか下位なのかがわかるようになっている。1年前の時には確か上位の方だったが、今回の3月末では下位グループに転落している。それでも前述したように株式クラスを安値で仕込んでいると思うので、今の成績はあまり気にならない。最終結果は20~30年後に出るわけで、その将来をイメージしながら今どうすべきかを考えることが重要なのではないかと思う。長期的な株価の上昇を信じるなら、今は迷わず株式を中心に仕込むべきではないだろうか?

 あと、前述の日本経済新聞の記事だと、6割の人が元本割れしているということは残りの4割の人は元本割れしていないということだ。4割というのは、意外に元本割れしていない人が多いなあと感じる。リタイアが近い人が多く、安全資産にのみ投資している人が多いということなのか?それとも、若い人でもリスク商品に対する抵抗が強く、安全資産の比率が全体的に多くなっているということなのか?その辺を掘り下げた記事にしてくれると個人的には面白いと思った。
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