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Author:fundstory
1999年から投資を始めたが、失敗したなあと思うことも多く、実際の投資経験から本格的な投資について学んでいこうと思う。
基本スタンスは、長期、分散、低コスト、アセットアロケーション。毎月の積立、インデックス投資を基本とする。

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2010/05/22 (Sat) 23:41:14
調子がよかった後は反動がくる
 ギリシャの財政危機問題を受けて、世界各国の株価が大きく下げている。5月に入り下落に拍車がかかったように急落している。3~4月にかけて株価が堅調であったのでその反動もあろうが、リーマンショックを思い出させるような急落ぶりだ。

 3~4月の反動という短期的なものだけではなく、もう少し長期的な視点で見ても反動があると思う。比較的近いところでは、ドバイショック。1バレル100ドルを大きく超える水準にまで高騰した原油価格の影響もあって、好景気に沸いていたドバイ。その象徴が世界一高いドバイタワーで、うらやましくなるような好景気だったが、昨年に政府系持株会社ドバイ・ワールドの債務返済問題で行き詰った。ドバイ金融市場総合指数は高い時で6,000を超えていたが、最近では1,700を割り込んでいる。


 ドバイだけではない。今まさに揺れているヨーロッパだが、2000年代の前半には、アメリカが巨額の財政赤字を抱えたこともあって、有望なのはアメリカよりヨーロッパだということも聞かれた。ユーロは上昇を続けていたのだが、サブプライムローンに踊っていたのはアメリカだけではなくヨーロッパもそうだったようで、リーマンショックを機に一気に落ち込んだ。今ではユーロ崩壊という声さえ聞かれる。

 また、イギリスも当てはまる。日本がバブル崩壊で10年以上苦しんでいた裏では好景気に沸いていた。16年間に渡ってGDPはプラス成長を続けて「イギリスを見習え」と言われたかどうかは不明だが、そのくらいの勢いがあった。それが今では弱くなったはずのユーロに対してもポンドが下がり、PIIGS(ポルトガル、アイルランド、イタリア、ギリシャ、スペイン)以上に危機が深刻だという見方もある。

 数年前までは有望だと言われていたものが次々と崩れてしまい、有望だと言われていた時期には少なからずバブル的なものが存在して、実態はそれに追い付いていなかった可能性がある。それが何かをきっかけにしてボロボロと崩れて危機的な状態にまで落ち込んでしまうのだろう。

 調子のよいのもだけに目を向けてそれだけに投資などを行うのは非常に危険なことだと思う。でも人間の気持ちや行動として、今調子のよいもの、有望に見えるものに目を奪われてしまうのは自然なことだろう。だからこそ、そういうことに注意をしていく必要があると思う。

 時には、調子の悪いもの、クズだと言われるものが、将来の宝となることがある。価格が下がった時が絶好の仕込み時であり、保有資産の下落で落ち込むばかりではなく、将来を見据えたことも考えていく必要があるだろう。私は将来何が宝となるかが分からないので、低コストのものをコツコツ積み立てるだけだが。
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