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Author:fundstory
1999年から投資を始めたが、失敗したなあと思うことも多く、実際の投資経験から本格的な投資について学んでいこうと思う。
基本スタンスは、長期、分散、低コスト、アセットアロケーション。毎月の積立、インデックス投資を基本とする。

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2010/05/29 (Sat) 23:49:03
為替と金利
 日本経済新聞社の田村正之さんが日本経済新聞電子版の方で前回の「長期分散投資」シリーズに続いて新しいシリーズを書かれている。新しいシリーズの第一回目は「高金利通貨はずっと上昇する? 外貨投資の誤解(1)」で、電子版トップページ→ライフ→家計とたどっていくと見られる。

 「高金利通貨はずっと上昇する? 外貨投資の誤解(1)」では通貨、金利、為替、購買力平価などについて非常に参考になる内容が書かれている。私も以前勉強して知っていたはずのことが、いつの間にか忘れてしまい間違った方向に進みかけていたなあと、気付かされることもある。


 私が以前勉強して知っていたはずのこととは、為替と金利は密接な関係があって、金利が高くても為替による通貨の下落によって金利の高さは打ち消されるということだ。これは投資を始めた当初に知ったことだが、1つの投資信託で為替ヘッジありコースと為替ヘッジなしコースがあるものがあるが、為替ヘッジありコースは一見すると為替の影響を受けずにリスクが少なくよい商品に見えるが、為替ヘッジにはコストがかかり、そのコストは通貨の金利差に相当するということである。

 長期では、特に先進国の通貨では一方の通貨が高い状態や低い状態が続くことは少なく、循環するとも言われており、それならば為替ヘッジのコストをかけて為替ヘッジするのは無駄であり、為替ヘッジのコストが通貨の金利差に相当するなら、短期投資でも為替ヘッジするのはあまり意味がないと思っていた。

 そんなことを勉強しながら、この数年間は日本債券の金利の低さに日本債券クラスには投資せず、外国債券に投資する方がよいと考えてしまっていた。新興国の高金利通貨にはまったく魅力は感じないが、日本債券を軽視し過ぎた感じが強く、田村さんの記事にハッと気付かされた感じだ。

 ただ、将来のことがどうなるかは分からない。ちまたで言われているように今とは逆に円安が進行する可能性も否定できない。そうなるとやはり適度に分散させておいた方がよい訳で、分散投資は必要だと思う。

 ヨーロッパの財政危機問題でまた先行きが暗くなってきているが、10年、20年後には今の状況は大きく変わっているはずで、今の暗さにとらわれることなく、淡々と投資を続けていこうと思う。
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