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Author:fundstory
1999年から投資を始めたが、失敗したなあと思うことも多く、実際の投資経験から本格的な投資について学んでいこうと思う。
基本スタンスは、長期、分散、低コスト、アセットアロケーション。毎月の積立、インデックス投資を基本とする。

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2010/06/19 (Sat) 23:53:43
英石油会社BPのメキシコ湾原油流出事故
 2010年4月20日に起こったメキシコ湾石油掘削基地での爆発事故から2か月が経つが、いまだに原油流出が続いている。原油流出を止めようとする作業が何度も行われたが、海底1500メートルと深いこともあり、あまりうまくいっていないようだ。

 この流出事故は史上最悪と言われており、被害額も巨大になりそうである。このため原油流出補償基金200億ドルの創設が決まった。200億ドルというと日本円にして約1兆8千億円にもなるが、これでも十分な金額かどうか不安視されている。


 BPはこの基金に50億ドル(日本円で約4500億円)ずつ4年間に渡って拠出するということだが、並みの企業ならこれだけの負担には耐えられないだろう。BPも倒産の危機に陥るかと思ったが、それほどの危機にまでは至らないような感じだ。

 BPの業績は、2008年で売上高3657億ドル(日本円で約33兆円)、純利益216億ドル(日本円で約2兆円)。配当金は100億ドルあり、配当金の支払いを止めるだけで基金への拠出はまかなえてしまう。企業規模の巨大さにびっくりだ。

 ただ、今回の事故はしかるべきことをきちんとやっていなかったために起こったとも言われており、企業としての在り方には大きな問題があったのかもしれない。そのつけがやってきたとも言え、BP本体だけではなく、その従業員、株主や、地球環境への大きな悪影響を与えてしまった。

 とりわけ株価は事故前の約半分にまで下落している。BPは MSCI Kokusai index にも組み入れられており、インデックス投資を行っている者にも影響を与えている。MSCI Kokusai index に連動するインデックスファンドの組み入れ比率を見ると1%近くあり、トップ10に入るほど大きな比率を占める。

 残り少なくなりつつある原油を大切にする必要もあり、地球環境も無視できないため、早く原油流出を止めてもらいたいものだ。そのあとで再発防止をしっかりと考えてもらいたいと思う。事故が起これば、1企業だけの問題ではなく、世界的な問題となってしまうのだから。
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