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Author:fundstory
1999年から投資を始めたが、失敗したなあと思うことも多く、実際の投資経験から本格的な投資について学んでいこうと思う。
基本スタンスは、長期、分散、低コスト、アセットアロケーション。毎月の積立、インデックス投資を基本とする。

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2010/12/04 (Sat) 23:51:34
新興国へ投資することに消極的な理由
 私は新興国へ投資するのはかなり消極的である。今回はその理由を書いてみたいと思う。

 さかのぼること10年。それはITバブルの時代である。私はちょうどその頃に投資を始めたのであるが、IT株が大きく上昇するのを見て、それに乗らなければと思って投資を始めたのではない。たまたま投資を始めた時とITバブルの時期が重なっただけである。おそらくであるが、私が投資を始めたのはIT株を中心に上昇を始めたばかりの頃で、まだIT株が大きく上昇していると認識していた人は少なかったのではないかと思う。

 投資を始めた途端に、私が購入した投資信託も面白いように上昇した。毎月数パーセントずつ上昇し、半年後には投資した金額が1.5倍ほどになった。その後、一時的に少し下落したが、さらに上昇し、1年後には2倍くらいにまで増えた。そこからバブルは崩壊し、下り坂を転げ落ちるように下落し、元本を大きく割り込むことになった。


 投資していた投資信託は「成長株」に投資するもので、仮に多少株価が割高であったとしても、成長すればその割高分は解消されると考えての選択であった。でも、その選択はみごとに外れたのであった。

 しかし、「成長」ということが実現しなかったというとそんなことはなく、IT自体は順調に成長を続け、今では生活になくてはならないものになっている。現在、日常的にインターネットを使っているし、ITはビジネスにもなくてはならない存在になっている。10年前に比べるとIT自体は格段に進歩して「成長」しているのである。

 では、なぜ投資が成功しなかったかというと、それは株価が既に割高だったからである。割高というのを通り越して、異常なまでに上がり過ぎていたと言ってもいいだろう。そんな異常に高いものを買ってしまっては利益を上げるどころか、大きな損失を出してしまうだけである。

 ITバブルにかぎらず、人の期待を集めるものは多かれ少なかれ、割高な、もしかしたら異常に高い価格を付けてしまうことになる。人の期待が高ければ高いほど異常に高い価格が付く可能性も高い。

 新興国はどうだろうか?今後大きく成長するということは世界中の人が期待していることに間違いがない。一度贅沢なことを知ってしまうと贅沢を追い求めて、火が付いたように経済が成長するというのも、おそらくは実現することであろう。

 では、株価はどうかというと、投資信託やETFがたくさん設定されており、既に多くの人が投資していると思われる。そんなことを考えると、株価は割高になっている可能性があり、今後の成長以上に高くなっている可能性があるのではないか、と個人的には思うのである。

 そんな考えを裏切って、今後、新興国の株価が大きく上昇したら、というのを考えなくはないのだが、そんなに大きく利益をあげられなくてもよいかなという考えもある。大きなリスクを取って、失敗してしまった時の悪影響の方が問題ではないかと考えている。

 投資するお金は汗水垂らして稼いだとても大事なものである。そんなお金を大きなリスクにさらして、結果的に減らしてしまうようなことはできれば避けたい。適度なリスクで適度な利益を上げられれば十分ではないかと思うのである。ただ、株式に投資すること自体が大きなリスクかもしれないが。

 結果が出るのは10年後、20年後だろう。その時に後悔しないように、十分に考えてから投資を行いたいものである。どちらにしても過度なリスクテイクは禁物だ。
投資の考え方 | Trackback:(0) | Comments:(2)
コメント

とてもまともなすばらしい考え方だと思います。
2011-01-04 火 13:27:31 | URL | あs #- [ 編集]

>あs さん

 ありがとうございます。でも、考えた通りになるかどうかは別ですが・・・(汗)。
2011-01-04 火 22:21:16 | URL | fundstory(管理人) #STKlk0h. [ 編集]

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