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Author:fundstory
1999年から投資を始めたが、失敗したなあと思うことも多く、実際の投資経験から本格的な投資について学んでいこうと思う。
基本スタンスは、長期、分散、低コスト、アセットアロケーション。毎月の積立、インデックス投資を基本とする。

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2011/04/30 (Sat) 23:58:32
「ニッセイ日経225インデックスファンド」運用報告書(2011年2月15日決算)
 2月15日に第7期の決算を行った「ニッセイ日経225インデックスファンド」の運用報告書を取り上げる。東日本大震災前の決算で比較的堅調な内容であると予想できるが、重要と思われるところを見ていこう。

 第7期(1年間)の運用成績は+8.9%とまずまずのプラスであった。インデックスの日経平均株価は+7.3%であり、2%以上上回っているが、おそらくは配当金の分の差が大きいと思われ、「おおむね日経平均株価に連動しました。」と運用報告書には書かれている。

 最も重要なコストであるが、1万口当たり

   信託報酬     26円
   売買委託手数料  1円
   保管費用等    0円

となっており、信託報酬以外のコストも低く抑えられている。上記のコストを合計すると27円になり、率にすると0.2726%となる。前期とほぼ同じコストで、ETF並みに低く、非常に好感を持てる。


 純資産総額は238億円強あり、前期に比べて約73億円、約44%も増えている。こんなに増えたのは何が原因なのだろうか?コストの低さに着目した人がたくさん買ったことも考えられるが、このファンドを評価する話はネットでもあまりに聞こえてこないため、それだけではないような気がする。原因がどうであれ、資産規模が増えると一口当たりのコストは減る傾向にあると考えられるので、よいことだ。

 これだけ資金流入が多かったのだが、「親投資信託受益証券の設定、解約状況」を見ると

   設定  13,992,727千口  13,985,880千円
   解約  8,620,956千口  8,690,354千円

となっており、設定に比べて解約が意外に多いのがちょっと疑問だ。一時的に基準価額が大きく下げた時にファンドの解約が多く出て、マザーファンドの組み入れも下げたのだろうか?

 分配金は0で、設定以来一度も分配金を出していない。もともとこのファンドはDC用に設定されたということで、DCは分配金を出したところですぐに引き出せる訳ではないので、分配金を出さないのは自然なことなのかもしれない。

 インデックス指数としては時価総額を考慮するTOPIXの方がよいとは思うが、コストの低さを重視して、日経平均株価指数に連動するこのファンドを購入している。もし、TOPIXに連動する日本株式のインデックスファンドが同程度のコストで出たら、そちらに乗り換えると思うが、しばらくはこのファンドを購入し、保有し続けるつもりだ。
運用報告書 | Trackback:(0) | Comments:(2)
コメント
>岩崎 ひろみ さん

 そうなんです、分配金の再投資などを考えるとETFよりも投資信託の方がいいんですよね。日経平均よりはTOPIXに連動するETF並みのコストの投資信託が出てくればもっといいんですけどね。
2011-05-05 木 23:22:29 | URL | fundstory(管理人) #STKlk0h. [ 編集]


なるほどです。コストがETF並みに抑えられるなら
投資信託の方が再投資できて良いですものね

購入金額も定額から出来ますし! 
2011-05-05 木 01:37:02 | URL | 岩崎 ひろみ #fS8U4tuk [ 編集]

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