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Author:fundstory
1999年から投資を始めたが、失敗したなあと思うことも多く、実際の投資経験から本格的な投資について学んでいこうと思う。
基本スタンスは、長期、分散、低コスト、アセットアロケーション。毎月の積立、インデックス投資を基本とする。

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2011/05/28 (Sat) 23:50:30
バンガード・ウェルズリー・インカム・ファンド運用報告書(2010年9月30日決算)
 バンガード・ウェルズリー・インカム・ファンドの第40期運用報告書が届いたので、今回はこれを取り上げる。毎度のことだが、外国籍の投資信託の運用報告書は日本語のものを出す関係で決算日からかなり後になって届く。バンガード・ウェルズリー・インカム・ファンドも同様で、だいたいゴールデンウィーク前後に届く。

 あらためてバンガード・ウェルズリー・インカム・ファンドを簡単に説明しておくと、全体の資産のうち60%~65%を高格付けの中長期債に、残りを配当のある株式に投資するファンドで、特に債券は高格付の長期債(15年以上)へ、株式は平均を上回る配当を行うものへ投資する方針である。設定は1970年7月1日で、実に39年以上の歴史がある息の長いファンドである。

 私はこのファンドを債券クラスに分類している。


 さて、第40期(1年間)の運用成績は

   ファンド      +12.45%

と比較的大きなプラスとなった。注目すべきはベンチマークや競合ファンド平均との比較である。ベンチマークと競合ファンド平均は

   ベンチマーク    +10.37%
   競合ファンド平均   +9.11%

となっており、「バンガード・ウェルズリー・インカム・ファンド」はベンチマークを2%以上も上回り、競合ファンド平均を3%以上も上回る、とてもよい成績であった。第40期のこのよい成績は、株式ポートフォリオが好調であったとのことで、ベンチマークを7%超も上回る好成績だったようである。

 「バンガード・ウェルズリー・インカム・ファンド」のよい成績は何も第40期だけにかぎったことではなく、過去の10年間で見てもよいことである。過去10年間で見ると、年平均リターンが

   このファンド    +6.93%
   ベンチマーク    +5.18%
   競合ファンド平均  +3.27%

となっており、ベンチマークと競合ファンド平均を上回っている。とても素晴らしい成績だ。ただ、これがこの先もずっと続くかどうかはわからず、このよい成績がこの先もずっと続くと考えるのはちょっと短絡的過ぎると思う。

 これだけよいファンドなのだが、以下のように問題が3点ほどある。

  (1)四半期毎に分配金が出る
  (2)マネックス証券の口座管理手数料0.6%がかかる
  (3)購入、売却の際に為替手数料がかかる

 まず、(1)は自動では分配金を再投資することはできず、複利効果が得られない。(2)はコストは以下のようにとても低いのにもかかわらず、このほかに口座管理手数料0.6%がかかってしまい、低コストの効果がかなり打ち消されてしまう。(3)は0.1%のコストをどうするか気にしている中では、為替手数料(1ドル当たり25銭)は結構大きなインパクトがある。

 これらの問題点が改善されれば、「バンガード・ウェルズリー・インカム・ファンド」にもっと大きな資金を振り向けたいところなのだが、その期待がかなうことはいつになるのか?それとも期待がかなうことは一生やってこないのか?

 「バンガード・ウェルズリー・インカム・ファンド」には、そんな期待と不安を持っているのだが、期待がかなうことを願って、もう何年も保有しているファンドである。一方では保有するファンドの種類を整理したいという思いもあり、私のポートフォリオの中では、なんとも微妙な位置にあるファンドでもある。もうしばらくは保有するつもりではあるが。
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