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Author:fundstory
1999年から投資を始めたが、失敗したなあと思うことも多く、実際の投資経験から本格的な投資について学んでいこうと思う。
基本スタンスは、長期、分散、低コスト、アセットアロケーション。毎月の積立、インデックス投資を基本とする。

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2011/06/25 (Sat) 23:55:01
個人向け国債10年変動金利型って有利になったのか?
 個人向け国債10年変動金利型の金利の設定方法が6月募集分から変わった。どのように変わったかというと以下の通り。

   変更前 10年固定利付国債の実勢金利 - 0.80%
   変更後 10年固定利付国債の実勢金利 × 0.66

 現在の10年固定利付国債の実勢金利が1.17%なので、上記の式に当てはめると以下のようになる。

   変更前 1.17% - 0.80% = 0.37%
   変更後 1.17% × 0.66 = 0.77%

 これを見ると変更後の方が変更前の2倍以上高い金利となっており、「金利の設定方法の変更により有利になった」という人が多いようなのであるが、個人的には疑問を感じている。


 今の世の中の金利が低い状況では変更後の金利設定方法の方が有利にはなるが、将来世の中の金利が上昇したら変更前の設定方法の方が有利になることが出てくるからである。変更前の方が有利になるのは、方程式を立てて計算すると以下のようになる。

   10年固定利付国債の実勢金利 > 約2.36%

 現在の10年固定利付国債の実勢金利が約2倍に上昇したら、変更前の設定方法の方が有利になる。金利が2倍になるって結構時間がかかるように思えるが、わずか約1.2%の上昇である。そんなに実現性がない話ではないと思っている。

 日本の国債残高は2010年12月末時点で919兆円を超えている。国民一人あたり722万円にもなり、かなり膨大な数字である。にもかかわらず、国の財政は悪化の一途をたどっており、財政再建に真面目に取り組むという姿勢もあまり感じられない。

 こんな危ない状況が続くと、将来、国債金利が一気に急上昇してしまう可能性があるが、それを見越して国の金利負担軽減のために金利設定方法を変更したとも思えなくない。そんなことをしっかりと認識して、個人向け国債10年変動金利型を購入するのがよいのかどうか見る必要があるだろう。

 ネット銀行などの定期預金のキャンペーン金利も0.3%程度の低金利なので、個人向け国債10年変動金利型の0.77%という金利は魅力を感じるのだが、100万円購入したとしても1年間で4千円程度しか違わないので、どれだけ有利なのかしっかりと見極めたいと思う。
投資信託雑感 | Trackback:(1) | Comments:(4)
コメント
実際を考えると、個人向け国債変動10年の場合、1年経過以降はいつでも中途解約可能(ペナルティは利金2回分)なので、もしも長期金利が大きく上昇して新型変動10年の金利設定が不利だと感じる状況になれば、他の有利な商品に乗り換えれば良いだけの話かなと、変動10年の個人向け国債を始めて購入しました。
2011-06-26 日 07:33:57 | URL | じゅん@ #mQop/nM. [ 編集]

> じゅん@ さん

 おっしゃるように、他の有利な商品に乗り換えやすいというのは個人向け国債のよいところですね。このまま低金利が続けば、変更後の有利な金利が続くのでそのまま保有し続ければよいため、まずは個人向け国債を購入するというのは、悪くないですね。
2011-06-26 日 23:34:36 | URL | fundstory(管理人) #STKlk0h. [ 編集]


>変更後 10年固定利付国債の実勢金利 × 0.66%

>変更後 1.17% × 0.66% = 0.77%


正確には

 10年固定利付国債の実勢金利 × 0.66

 1.17% × 0.66 = 0.77%

ですな。
2011-06-29 水 23:24:35 | URL | とおりすがり #X.Av9vec [ 編集]

>とおりすがり さん

 ご指摘、その通りですね。ありがとうございます。
 修正しました。
2011-07-01 金 07:42:31 | URL | fundstory(管理人) #STKlk0h. [ 編集]

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【2011-06-27 Mon 06:05:16】 | カウンターゲーム
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