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Author:fundstory
1999年から投資を始めたが、失敗したなあと思うことも多く、実際の投資経験から本格的な投資について学んでいこうと思う。
基本スタンスは、長期、分散、低コスト、アセットアロケーション。毎月の積立、インデックス投資を基本とする。

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2011/07/23 (Sat) 23:52:06
「ウォール街のランダム・ウォーカー」第10版を読んで
ウォール街のランダム・ウォーカー <原著第10版>―株式投資の不滅の真理
ウォール街のランダム・ウォーカー <原著第10版>―株式投資の不滅の真理

 思いもかけない早いタイミングで「ウォール街のランダム・ウォーカー」の第10版が出たが、早速読んでみた。

 第9版からは約3割ほどが新しくなったということで、以下の章の一部が変わったということだ。

 ・第4章「二一世紀は巨大なバブルで始まった」
 ・第10章「行動ファイナンス学派の新たな挑戦」
 ・第11章「効率的市場理論に対する攻撃はなぜ的外れなのか」
 ・第13章「投資家のライフサイクルと投資戦略」


 第4章「二一世紀は巨大なバブルで始まった」に書かれた住宅バブルは、あらためてそのひどさを感じた。非常に杜撰な融資が行われたいたということは聞いていたが、なぜそんな杜撰なことが行われたのか?と疑問を持つようなことが行われていたことがよく分かる。この章に書かれたことをしっかりと記憶にとどめて、バブルと思われるような対象に大事な資産をつぎ込んで大きな損をしないようにしたいと思った。

 第10章「行動ファイナンス学派の新たな挑戦」では人間が思っているほど合理的には行動しないということがいろいろな例を示しながら書かれている。投資だけではなく他のことにも役立ちそうな内容で、面白く読めた。特に人間は自信過剰になりがちだというところは、肝に銘じて置かなければならないと思う。

 第11章「効率的市場理論に対する攻撃はなぜ的外れなのか」では効率的市場理論について自身の考えを述べている。市場は時として効率的でない価格を付けることがあることを認めつつも、やはり効率的であると。一貫して正しく予測することなど誰にもできないことが根拠のようだ。部分的に読むと疑問が沸いてしまう内容かもしれないが、全体を通してみるととても納得する内容だと思った。

 第13章「投資家のライフサイクルと投資戦略」では「定年退職者および定年を間近に控えた人々のために、具体的なアドバイスを追加した」ということであり、まだ少し先であるがいずれはやってくる定年のことを思うと、真剣に考えていかなければならない内容であった。

 他の章も読んでみると、以前の版で読んだはずでも頭に残っていない内容もあって、とてもためになるものであった。新しい内容も付け加わっているが、幹の部分は変わらず、今後の投資に無くてはならない1冊だとあらためて思った。
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