2012/02/25 (Sat) 23:21:34
昨年12月12日に第5期の決算を行った「セゾン資産形成の達人ファンド」の運用報告書を取り上げる。設定時に1万円だけ買ったファンドであるが、運用報告書はきちんとチェックしたい。
第5期(1年間)の運用成績は-10.0%と悪い成績となった。債券も組み入れている「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」とは単純に比べることはできないが、「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」が-6.8%なので、これと比べても悪い成績と言える。
基準価額のプラス要因となった組入れファンドは「T.ロウ・プライス大型バリュー株式ファンド(米ドル)」だけであり、それ以外はあまり影響を与えなかったか、マイナス要因となったものだ。
「T.ロウ・プライス大型バリュー株式ファンド(米ドル)」はバリュー株ファンドだから成績がよかったのかと思って組み入れファンドの説明を見ると、このファンドもインデックスを下回り、あまりよい成績ではなかったようだ。また「T.ロウ・プライス大型バリュー株式ファンド(米ドル)」は-1.36%とマイナスの運用成績であり、なぜ「基準価額のプラス要因」と書かれているのか疑問が残った。
各組み入れファンドの運用成績を見るとインデックスを上回っているもの、下回っているもの様々で、これだけ厳選して選んだファンドでもインデックスを上回るモノばかりではないので、インデックスを上回るということが如何に難しいかが分かる。
今期のトピックスとしては新たに「スパークス・長期厳選・日本株式ファンド<適格機関投資家限定>」を組み入れ、「さわかみファンド」をすべて売却したことだろう。さわかみファンドはとうとう売却したかという感じではあるが、少し残念な気もする。
コストだが信託報酬が40円かかっているだけである。低いコストだと言えない感じもするが、がんばっている方だろう。分配金もゼロで妥当なところだ。
純資産総額は約45億円と前期の約40億円から10%以上も増えており、積立で継続的に購入している人も結構いるようである。もう少し残高を増やすためには運用成績の改善が必要な気もするが、さて、次はどのような手を打ってくるか?そんな楽しみもあり、少し長い目で見ていきたいと思う。
第5期(1年間)の運用成績は-10.0%と悪い成績となった。債券も組み入れている「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」とは単純に比べることはできないが、「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」が-6.8%なので、これと比べても悪い成績と言える。
基準価額のプラス要因となった組入れファンドは「T.ロウ・プライス大型バリュー株式ファンド(米ドル)」だけであり、それ以外はあまり影響を与えなかったか、マイナス要因となったものだ。
「T.ロウ・プライス大型バリュー株式ファンド(米ドル)」はバリュー株ファンドだから成績がよかったのかと思って組み入れファンドの説明を見ると、このファンドもインデックスを下回り、あまりよい成績ではなかったようだ。また「T.ロウ・プライス大型バリュー株式ファンド(米ドル)」は-1.36%とマイナスの運用成績であり、なぜ「基準価額のプラス要因」と書かれているのか疑問が残った。
各組み入れファンドの運用成績を見るとインデックスを上回っているもの、下回っているもの様々で、これだけ厳選して選んだファンドでもインデックスを上回るモノばかりではないので、インデックスを上回るということが如何に難しいかが分かる。
今期のトピックスとしては新たに「スパークス・長期厳選・日本株式ファンド<適格機関投資家限定>」を組み入れ、「さわかみファンド」をすべて売却したことだろう。さわかみファンドはとうとう売却したかという感じではあるが、少し残念な気もする。
コストだが信託報酬が40円かかっているだけである。低いコストだと言えない感じもするが、がんばっている方だろう。分配金もゼロで妥当なところだ。
純資産総額は約45億円と前期の約40億円から10%以上も増えており、積立で継続的に購入している人も結構いるようである。もう少し残高を増やすためには運用成績の改善が必要な気もするが、さて、次はどのような手を打ってくるか?そんな楽しみもあり、少し長い目で見ていきたいと思う。