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Author:fundstory
1999年から投資を始めたが、失敗したなあと思うことも多く、実際の投資経験から本格的な投資について学んでいこうと思う。
基本スタンスは、長期、分散、低コスト、アセットアロケーション。毎月の積立、インデックス投資を基本とする。

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2012/03/03 (Sat) 23:01:06
エルピーダメモリ破たん
 2月28日(火)にエルピーダメモリが破たんした。エルピーダメモリの坂本幸雄社長が以前「受注を取ってくることが私の仕事」というような意味のことを社員に対して言っていて、自ら行動する姿を見せていたので、尊敬の気持ちを抱いていたのだが、それだけに今回の破たんには非常に驚いた。

 原因はいろいろとあろうが、半導体価格の下落が大きな原因だろう。この数年ですすんだ円高もそれに大きく影響したはずである。円高は一企業だけの努力ではどうしようもない水準になっているとの話をよく耳にするが、円高が今回の破たんの大きな原因であったとすれば、ここまでの円高を放置した政府の責任もあるかもしれない。


 そうはいってもまずは企業経営者の責任が問われるべきで、経営の問題が一番大きいはずだ。会社更生法申請は主力取引銀行にはほとんど相談もしていなかったようであり、関係者に対しては冷たい対応だったとも思える。今後の再生がうまくいくかどうか微妙なところもあるだろう。

 エルピーダメモリには、2009年に産業活力再生法に基づく公的支援として300億円が注入されていて、これが国民負担になると騒がれているようだ。確かに国民負担になるのは好ましいことではないのだが、日本の半導体産業を支えるのに必要なお金であったのなら、仕方がないとも思える。

 エルピーダメモリの破たんで日本の半導体事業は消えることになるかもしれない。高コストな日本で半導体の生産を行うというのがそもそも無理なのかもしれないが、とても残念である。ものづくり日本の今後が非常に心配される破たん劇であったと言えるのではないだろうか?半導体にかぎらず、今後もまた別の産業が次々と消えていくことになるのだろうか?そうならないように、なったとしても別の産業が育っていくことが望まれる。


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