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Author:fundstory
1999年から投資を始めたが、失敗したなあと思うことも多く、実際の投資経験から本格的な投資について学んでいこうと思う。
基本スタンスは、長期、分散、低コスト、アセットアロケーション。毎月の積立、インデックス投資を基本とする。

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2007/06/26 (Tue) 23:59:44
議決権行使に感じたこと
 「議決権」というと投資信託を保有している人には無く、個別銘柄の株式を保有している人に与えられるものである。もちろん単元株数に満たないといけないが。

 これまで個別銘柄を保有していることは全く書いてこなかったのであるが、実は数年前に個別銘柄を少しだけ買っており、ずっと保有している。個別銘柄を買ったことについては、またいずれ機会を見て書いてみたいと思っているが、今回は保有している個別銘柄のうちの1社の議決権行使に考えさせられることがあったので、そのことについて書いてみたいと思う。



 6月は株主総会の季節で、上旬から中旬にかけて株主総会、議決権行使の案内が来る会社が多い。株主総会は既に終わった会社もあるが、明後日28日が株主総会の集中日のようだ。株主総会に出席できなくても議決権の行使は郵送ででき、最近ではインターネットでもできるようなっている場合が多い。

 これまでは、議案の内容と言えば、

  ・剰余金の処分(処分方法の一部は配当金)
  ・定款の変更
  ・取締役選任
  ・退任取締役に対する退職慰労金贈呈

などが定番で、どちらかと詰まらない内容が多かった。

 今回はこれらに加えて

  ・買収防衛策の導入

が多くなっている。最近のM&Aがニュースなどでも話題になることが多く、敵対的買収から守る目的で、買収防衛策を導入しようとする会社が増えているようだ。

 さらに加えて、株式を保有している会社の1社に

  ・経営統合の承認

の議案がある会社があった。この会社は同じ業界の別の会社との経営統合を発表しており、その会社の大株主である投資ファンドが統合比率に不満を表している程度のことは新聞の報道で知っていた。

 議案書が届いたときには「そういえば経営統合するニュースがあったのでその件だな」くらいにしか思っていなかったのであるが、その数日後に会社側から経営統合の妥当性を主張する資料が届き、随分力が入っているなあと感じた。その後、今度は大株主の投資ファンドからは経営統合が妥当ではないことを主張する資料が届き、思っていた以上に争いは熾烈になっていることを初めて知った。

 感情的なものを抜きにすれば、どちらの主張もそれなりの妥当な内容であり、自分が今後もこの会社の株主としてい続けるなら、どちらが良いのか真剣に考えて議決権を行使しないといけないと思ったしだいだ。これまでにも増して議決権行使の重要さを認識することになった。

 このように株主には議決権行使という大きな権利があり、株主になると、株式を保有するということはどういうことか、会社の経営はどうすべきなのか、といったことなどを強く意識することになるだろう。そういう意味では個別銘柄を買って保有し、株主になれば、投資信託では味わえない大きなことを味わえることになり、大きな意味があると感じる。

 ただ、個別銘柄は分散されていない分リスクも高く、資産運用という点では投資信託に及ばない部分が多分にあるので、注意する必要があるだろう。やはり低コストのインデックスファンドやETFを中心にして、それに加えて、もし資金的な余裕があれば、気に入った、しっかりとした経営を行っていると感じる会社の株主になるのも良いのではないかと思う。あくまでも中心は低コストのインデックスファンドやETFであるべきだろう。

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